症例・事例

腹部

2022.03.30

【メタボ】皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の比較事例

以下に挙げた症例1、症例2の方は、BMIが23.9と同じ数値ですが、腹囲は皮下脂肪型の方が86.6㎝、内臓脂肪型の方が79.6㎝と内臓脂肪型の方の方が細身です。しかし内臓脂肪の面積は2倍以上の数値となっており健康へのリスクはより高いと思われます。

内臓脂肪は皮下脂肪より生活習慣病と密接に関係しています。太ってないのに血糖値や血圧、中性脂肪が高めの人は、隠れ肥満(内臓脂肪)の可能性も考えられます。是非ご相談下さい。

症例1
受診者 60代 女性 身長 151.7㎝ 体重 55.0㎏ 
BMI 23.9 腹囲86.6cm
診断 内臓脂肪検査で皮下脂肪型肥満ではあるものの、内臓脂肪は正常値であった。
内臓脂肪測定①

元画像

解析後 皮下脂肪型肥満 

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症例2
受診者 70代 女性 身長 148.5㎝ 体重 52.8㎏
BMI 23.9 腹囲79.6cm
診断 体格は細身であるが、軽度の内臓脂肪型肥満である。
内臓脂肪測定②

元画像

解析後 内臓脂肪型肥満 

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メタボ症例2レポート_page-0001

2022.03.30

【腹部CT】腹部膨満感と嘔吐で受診

受診者 70代 女性
症状 2日前から下痢、前日は背部痛、手持ちの鎮痛剤を服用した。朝になり腹部膨満感があり、嘔吐したので受診。
画像所見 腹部CT検査による所見
①腹部~骨盤部全域に拡張した腸管とその内部には液体貯留を認める。
②ガスと液体の境が水平に映し出されるニボー像が確認できる。
③腹水を認める。
診断 腸閉塞と診断、緊急性もあり市民病院へ紹介

2022.03.30

【腹部CT】お腹に痛みを感じて来院

受診者 80代 女性
症状 右季肋部痛
画像所見 腹部CT検査による所見
肝臓に低吸収の境界明瞭な腫瘤像を認める。
腫瘤の辺縁は不整で、内部はモザイク構造になっている。
診断 肝細胞がんと診断 さらに精査する。

腹部CT 横断面

腹部CT 前額面