症例・事例

2022.04.04

逆流性食道炎(胃食道逆流症)

胃から胃酸が逆流して食道に炎症が起こる病気です。胸が焼ける感じ、酸っぱいものが上がってくる、食後に胸やみぞおちのあたりが痛い、ゲップがよく出る、のどに違和感があるというのが主な症状です。原因は、胃の入口にある筋肉の緩みです。これには食道裂孔ヘルニアが関係しているとされています。緩む原因としては、加齢による変化、胃内圧の上昇(食べ過ぎ、早食いなど)、腹圧の上昇(肥満、衣服による締め付けなど)があります。放置するとバレット食道や食道癌などの合併症を引き起こすこともあります。